地震に強い家で安心して暮らせるということ

我が家は3年前、戸建て住宅を建てました
以前住んでいた家は築40年以上の木造2階建て賃貸住宅で、家は傾き隙間だらけで、屋根裏や床下はネズミのすみかになっていました。
初めのうちはネズミ取りに引っ掛かって捕まえることができていましたが、そのうちネタ切れになり引っ掛からなくなってきました。
風が吹けばガタガタと戸が鳴り、すきま風がヒューヒュー入ってきます。
なので冬場は、暖房をつけていてもなかなか暖まりませんでした。
それには冷え性の私にはとてもこたえました。
屋根はトタンだったので、ちょっと強い雨が降れば大きな声で話をしないと会話が聞こえないほどです。
おまけに歩けばミシミシと音がして、2階でジャンプすると家が揺れるというなんとも不安・不満だらけな家でした。

家を建てるきっかけとなったのは、お腹に赤ちゃんができたことです。
不衛生で寒々しいこの家に赤ちゃんを迎え入れることには、とても抵抗がありました。
地震がくれば潰れること間違いない家だったので、親子で安心して暮らせる家が欲しいと思いました。
どんな構造の家がいいのか?もちろん、地震に強いコンクリート住宅!ということで、某メーカーに依頼し建築してもらうことになりました。
半年後、無事完成し、いざ住み始めてみると、あれほどスースーしていたすきま風は見事なくなり、暖房器具が要らないほど気密性が高く、窓を閉めていれば雨が降っても音が聞こえないので、雨が降っていることに気がつかないほどです。
以前と比べると、ストレスなくとても快適な生活が送れるようになりました。

子供は今3才になりましたが、跳び跳ねても走り回ってもびくともしません。
オモチャの電子音や大声を出しても、家の中はうるさいですが、近所に気を使うことなく過ごせています。
ちなみに、時々震度1や2の地震がありますが、地震速報で初めて気がつくほど頑丈です。
ただ、気密性が高すぎるので風通しを良くしておかないと、カビが生えるのが難点です。
災害時避難場所はもちろん我が家です。