どの歯科医院に行くか決める基準は看板?

最近知ってびっくりしたことは、コンビニの数より歯科医院の数の方が多いということ。街中を歩いていても、「そんなにあったかな」と思うほど違和感があるように感じる。でもよくよく考えてみると、コンビニは道路沿いにあって目立つから多く感じるだけで、歯科医院はそれと比較して目立たないから、そのように思うだけじゃないかと考え直した。確かにコンビニの看板はカラフルで目立つけれど、ビルに入っていたりする歯科の看板は、ビルの上の方に小さく出ているだけで目立たない。それがこの違和感の正体かもしれない。

でも、本当はそれだけ数多くある歯科医院なのに、どの歯科医院に行くか決める基準は案外バラエティに欠けると思う。勿論、「腕がしっかりしている」ということは大前提であることは言うまでもないけれど、腕が良い歯科医も、これだけ歯科医院が多ければ当然それなりには(多いとは言わないけれど)いるはず。

判断基準として、まず多いのは、知人なんかの「口コミ」であることは間違いないだろう。信頼出来る人の情報は重要な判断要素になる。次に多いのはネットなんかの口コミだろうか。これもそういうサイトがあるから、ある程度情報が集まってきている。でも「匿名」の情報だから、知人のそれよりは信頼度が落ちるかもしれない。そして意外というか、結構多そうなのは、家や学校、職場の「近くにあるから」。いちいち時間掛けて遠くまで行っていられないという人は絶対数いるはず。特に下手じゃなければ良いという人ならこれが重要な要素になる。

ただ、駅前とかの好立地だと、ほとんど同じ場所にたくさん歯医者が存在しているようなケースもある。特に「腕の良し悪し」などの情報が事前に入っていない場合、場所的にそこで決めておく必要があれば、判断基準をどうするかが問題になる。その時は、歯科の看板に惹かれるか惹かれないかが、決め手になったりするかもしれない。信頼がおけそうだったり、痛くなさそうだったり。最後はそんなイメージの差が重要なのかも。あくまで歯科の看板だから、ただ派手で目立つだけじゃダメだけれど。